【Python】いろんな計算ができる「演算子」をマスターするよ!

【Python】いろんな計算ができる「演算子」をマスターするよ!

Pythonでいろいろな計算をしてみよう

前回はIDLEを使ってPythonで「1+1」の計算をしてみた。今度はもっといろんな種類の計算をしてみるよ。

足し算のときはそのまま「1+1」と書くだけだった。普通の数学と同じなのでわかりやすいよね。でも掛け算のときは「×」じゃなくて「*」を使うんだ。こんな風にプログラムでは計算のための記号が決まってる。これを「演算子」と言ってよく使うから覚えておこう。

演算子まとめ表

演算子 意味
+ 足し算
引き算
* かけ算
/ 割り算
// 小数点以下を切り捨てた割り算
% 割り算の余り

実際に演算子を使ってみよう

演算子を使うときは、書き方にルールがある。間違えるとエラーになってきちんと動かないから注意だ。それじゃあルールをざーっと見ていくよ。

1.入力はすべて半角で!

プログラムを書くときは日本語じゃなくて半角英数字を使う。ためしにIDLEを起動して、半角で「10-3」と入力してEnterを押してみよう。

>>> 10-3
7

きちんと「10-3=7」という計算ができた。じゃあ次は日本語の全角で「10-3」と入力してEnterだ。

>>> 10-3
SyntaxError: invalid character in identifier

メッセージが出て「7」という答えを出してくれないよね。これがエラーが出た状態。こうならないためにルールに沿って書く必要があるってわけ。

2.空白スペースを入れてもOK

空白スペースは入れても入れなくても同じように動く。書く人の自由なので、入れた方が見やすいときに使おう。

>>> 1+1
2
>>> 1   +   1
2
>>> 

ただし、上で書いたようにスペースを入れられるのは演算子の前後だ。行の先頭はスペース1個だけと決まっていて、増やすとエラーになるので注意しよう。

>>>  1+1
SyntaxError: unexpected indent

3.計算式はいくらでも繋げて書ける

計算式はどんどん繋げて書いてOKだ。

>>> 1+2+3+4+5
15

4.計算の優先順は数学と同じ

例えば「3+4×5」を計算してみる。掛け算は「*」なのでこう書けばOKだ。

>>> 3+4*5
23

このとき「4*5」が最初に計算されて、そのあとに「3+」が計算される。だから答えは「23」だ。こんな風に「掛け算が先」というルールは数学と一緒なんだ。

じゃあ次は、こんな風に書いてみよう。

>>> (3+4)*5
35

3+4を()に入れたので、今度は足し算が優先される。答えも35になった。このルールも数学と一緒だよね。

5.割り切れない計算は適当な桁まで

「10÷3」の計算をして、割り切れないときにどうなるか見てみよう。

>>> 10/3
3.3333333333333335

最後の数字が「5」になってることに注目だ。無限に続く計算はできないので、あるていど近い値を出すようになってるんだ。

エラーは開発のヒント

ここまではエラーを出さないための書き方を見てきたね。でも逆に言えばエラーは何が間違ってるか教えてくれるヒントでもあるんだ。

今後むずかしいプログラムを組もうとすると、誰もがエラーが出て動かないなんて壁にぶつかる。そんなときエラーを見れば、どこを直せばいいか教えてくれるんだからとっても便利だ。

ちなみにエラーはこんな風に表示される。

>>>      1+1
SyntaxError: unexpected indent

「エラーの種類:エラーの内容」となっているので、なんで動かないかわからない時のヒントにしよう。ちなみにこの場合は、SyntaxErrorが「書き方の間違い」という意味で、unexpected indent が「行の先頭の空白がおかしい」という意味。

これを見るだけで、「ああ先頭に間違えて空白あけちゃったから直さないとな」とわかるってわけ。

エラーの内容までは全部覚える必要はないので、出てきたときにググればOK。修正のヒントにしよう!

今日のまとめ

  • 演算子は計算の基本!しっかり覚えよう
  • 計算の順番は数学と同じ!
  • エラーは出さないように書く。でも修正のヒントにもなる。